トップ 幸福の木とは
「幸福の木」の俗称で知られる観葉植物です。解説に加え、花が咲いた画像、育て方など手入れ方法も合わせて、幸福の木とは何かをまとめています。
幸福の木とは、原産地などでこの木を植えると悪霊をふせぎ、 幸福を招くとされたことなどから”幸福の木”の俗称で知られる観葉植物です。
植物としての種別は、リュウゼツラン科のドラセナです。
ドラセナの種類は、豊富で、細い葉から幅広い葉、緑いろの葉から斑入りの葉など、非常に種類が多彩です。 その中で、フラグランス、マッサンゲアナといわれる種別が幸福の木にあたります。
幸福の木の育て方、お手入れ、育成体験のレポートなど幸福の木について実体験と合わせて紹介しています。
花が咲いたときの幸福の木の写真です。「拡大」ボタンで拡大できます。「縮小」ボタンで元に戻ります。
幸福の木の楽しみ方や失敗しない管理のポイント、トラブルが発生した場合の対処方法、用語の補足など、幸福の木の育て方についてまとめています。
幸福の木の楽しみ方の参考として、いくつかピックアップしました。
幸福の木は、ミニ観葉の小鉢から、枝を曲げて樹形をつくった中・大鉢まで、大きさによってさまざまに作れます。 紐などで結んでも大丈夫なので、形作りは簡単です。
幸福の木は、枝の一部を切って、同じ株を挿し木してクローンをつくるやり方があります。 挿し木は株があれば行えます。種の作成は困難といわれますが、実をつけさせて種を採取して増やすこともできるようです。
幸福の木は、花が咲きますので花を咲かせて楽しむこともできます。 ただし、花の匂いはきついので慣れない人は苦痛を覚えることもあるようです。
失敗しないために意識した方がいい管理のポイントをまとめました。
幸福の木も植物ですので、十分な光を当てて光合成させます。 ただし、直射日光を当てると葉やけを起こしてしまうことがあります。 窓際の明るい光などがベストです。
水はけのよいように土を選んで鉢をつくります。 水はけが悪いと腐らせて、枯らせてしまうことがあります。
液体の肥料や腐葉土などを与えます。 アンプルはやり過ぎると葉にオレンジ色の点ができる場合があるので注意が必要です。 腐葉土は効果的な肥料ですが、コバエが大量発生する場合があります。 コバエが発生した場合は土の表面を小石などで覆います。
水をやらな過ぎると葉にしみが、水をやり過ぎると腐らせる原因にもなり注意が必要です。 夏の熱い時期の成長期は、毎日水をあげますが、秋や冬場の温度が低い時期は、表面が乾いたらあげます。
ありがちなトラブルの対処方法をまとめました。
コバエが発生した場合は、コバエをよりつかせて退治するコバエホイホイなどを置くと、かえってコバエが増えたりします。 それよりも土の表面を小石などで覆うと寄りつくところが無くなり、寄りつかなくなります。
枯れてきた場合は、枯れている部分が広がったり悪化してしまう前に、痛んでいる箇所(枯れている葉の部分、柔らかくジュクジュクした枝や幹の部分)を切り取ります。 また、枝や幹を切断した場合は、切断箇所にロウを塗っておきます。
葉にオレンジ色の点々がでてきた場合、アンプルをやり過ぎている可能性があります。 現在痛んでいる箇所(オレンジ色点々のある葉)を切り取とります。 アンプルを水で薄めてたくさん与えないようにします。または、別の肥料へ切り替えます。
葉が黒くなったり、べたべたした物がつく場合、カイガラムシの被害にあっている可能性があります。 異変に気付いたら、広がったり悪化してしまう前に痛んでいる箇所を切り取ります。 また、枝や幹を切断した場合は、切断箇所にロウを塗っておきます。 置き場所が変更出来ないなど解消しない場合は専用薬で駆除するなどの方法をショップの店員や専門家に相談します。
葉が白っぽくなった場合、ハダニの被害にあっている可能性があります。 異変に気付いたら、広がったり悪化してしまう前に痛んでいる箇所を切り取ります。 また、枝や幹を切断した場合は、切断箇所にロウを塗っておきます。 置き場所が変更出来ないなど解消しない場合は専用薬で駆除するなどの方法をショップの店員や専門家に相談します。
特殊と思われる用語について、補足説明をまとめています。
挿し木は、枝や株を切り分けて、土などに挿して根付かせて、独立した新しい木を作ることです。 一般的に、生長期の5~9月が好ましいとされています。温度などの条件が整えばこの時期でなくても可能と思います。 3月末頃に挿し木してうまく行っている例もあります。
アンプルは、液体肥料の一種でチューブを土の表面に差し込むタイプのものです。
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