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英語の文の成り立ち

英語の文を作る語や語のかたまりにはどのような種類があるか、文が意味をもつものとして成り立つためには何が必要かについて簡単にまとめていきます。

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目次

この記事の目次です。

1. 文の要素
2. 主語と動詞

英語の文法
英語のケーススタディ
英単語の解説
英語の学習アプリ
更新履歴

1. 文の要素

英語の文が意味をもつものとして成り立つために必要なものを、文の要素と呼びます。 文の要素には、 主語動詞(述語動詞)目的語補語があり、 さらに、これらの要素に意味を加える 修飾語があります。 英語の文はこれらの要素を組み合わせることで成り立っています。

2. 主語と動詞

英語の文には、主語と動詞が必ずあります。 文の中から主語と動詞を見つけられるようになりましょう。

「主語」「動詞」とは?

主語は日本語の「~は」「~が」にあたる部分です。 文の主役となる人やもののことです。

動詞は「歩く」「食べる」「学ぶ」など、主語の動きを表すことばです。 日本語では、最後の音をのばすと、ほとんどが「―う」になります。

I walk.(私は歩く)

この例では主語が「I(私は)」で動詞が「walk(歩く)」です。

主語と動詞の場所に注意

英語の文には、必ず主語と動詞があります。 ふつう、文は主語で始まって、主語のすぐ後ろに動詞がきます。 どんなに長い文でも動詞は主語の後ろにあります。

I have a bad cough.(ひどいせきが出るんです。=私はひどいせきをもっています。)

この例では主語が「I(私は)」で動詞が「have(もっている)」です。

be動詞

英語の文には主語と動詞が必ずあります。動詞は動きを表すことばです。 動きを表しませんが、「動詞」の1つにbe動詞という動詞があります。 ここではbe動詞とは何かを説明していきます。

be動詞とはam/are/isのこと

am、are、isは語形が変化したもので、もとの形はbeです。 もとの形がbeのものをbe動詞といいます。

動きをあらわすことばがないときはbe動詞

日本語の文で動きを表すことばがないときでも、英語では動詞が絶対に必要です。 こんなときはbe動詞を使います。

I am a student.(私は学生です。)

例のように「学生です」は、動きを表すことばではないのでbe動詞のamを使います。

be動詞の役割は「=(イコール)」

「I=a student」のように、be動詞の前と後ろのことばは「=(イコール)」でつながっています。

am/are/isを使い分けよう

be動詞(am/are/is)は、主語によって使い分けます。

主語がIのときはam、youのときはare

主語がIのときはamyouのときはareを使います。

I am hungry.(私はおなかがすいています。)

You are kind.(あなたは親切です。)

短縮形

主語+be動詞は1語に短縮できます。

I'm hungry.(私はおなかがすいています。)

You're kind.(あなたは親切です。)

主語がI、you以外で1人、1つのときはis

she(彼女は)、he(彼は)、it(それは)、this(これは)、my cat(私のネコは)、Ken(ケンは)、his mom(彼のママ)、Mom(ママ)など、 主語がI、you以外で1人の人、または1つのものときは、isを使います。

She is busy.(彼女は忙しいです。)

momとMomの頭文字の大文字と小文字の違い

英文は通常文のはじめ以外は小文字ですが、英会話のテキストなどで、文のはじめではないのにMomと最初を大文字に記載している場合があります。 これは、固有名詞として扱われるためで、一般的な母親の意味ではmomと記述して、その人の呼び名そのものとして使われているときは、名前のように頭文字を大文字にしたMomと記述します。

I met my friend's mom today.(今日、私は友達のママに会いました。)

I want to buy some flowers for my Mom.(母に花を買いたいのですが。)

主語が複数(2人以上、2つ以上)のときはare

we(私たちは)、they(彼らは、彼女たちは、それらは)、Ken and Joy(ケンとジョイは)など、 主語が2人以上の人、2つ以上のもののときは、areを使います。

We are a team.(私たちはチームです。)

一般動詞

be動詞以外の動きを表す動詞を一般動詞といいます。

一般動詞の例

たとえば、study(勉強する)、have(持っている)、go(行く)、live(住んでいる)、read(読む)、write(書く)、like(好む)、play(スポーツなどをする)などが一般動詞としてあげられます。

一般動詞の文の語順

一般動詞を使うときは、日本語と英語の語順の違いに注意しましょう。 動詞は主語のすぐあとになります。

  • 日本語)私は テニスを します
  • 英語) I play tennis.

1つの文に動詞は1つ

ふつう、1つの文に、動詞は1つだけです。 be動詞と一般動詞を並べることはありません。

  • 〇:I study English.(私は英語を勉強します。)
  • ×:I am study English.
  • ×:I like study English.

主語が複数のときの一般動詞

be動詞は、主語が2人もしくは2つ以上だと、areと語形が変化します。 では、一般動詞のときはどうなるか見ていきます。

主語が複数のとき、動詞はそのままの形

主語が複数のときも、Iやyouのときも、動詞の形は同じです。

  • 単数)I play tennis.
  • 複数)They play tennis.
主語は動詞の前

ふつう、主語は必ず動詞の前にあります。 主語が複数で長くても、動詞を先に見つければ、どこが主語なのかわかります。

My mother and brothers like cats.
(私の母と兄弟は、ネコが好きです。)

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更新履歴

更新履歴になります。

  • 2023/12/24 主語が複数のときの一般動詞について追記しました。
  • 2023/12/7 一般動詞について追記しました。
  • 2023/11/10 記事をUPしました。

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