トップ 起居動作とは
起居動作の読み方は「ききょどうさ」、基本動作の1つです。起居動作についてまとめています。
この記事の目次です。
1. 読み方
2. 意味
3. 起居の一般的な意味
4. 「起居」が付く他の福祉介護用語
起居動作の読み方は、「ききょどうさ」です。
起居動作とは、基本動作の1つで、常日頃の動作、起き上がり、立つまでの一連の動作のことです。
介護や福祉、医療分野では、寝返り、床座位への起き上がり、四つばい姿勢へ、 立ち上がり、台や椅子の上に座るなど、姿勢変換のための動作のことを指します。
ADLの基本になる動作、ADLを遂行するための手段としての意義をもつといわれています。
基本動作は、寝返り、起きあがり、ベッド上の移動、座位、立ち上がりなどの「起居動作」と、便器、車いす等への「移乗動作」、歩行などの「移動動作」のことをいいます。
ADLの読み方は、「えーでぃーえる」です。 ADL(Activity of daily life)は、日常生活動作と訳される介護や福祉、医療で使用される用語です。
食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を行う上で不可欠な行動のことをいいます。
起居の一般的な意味は、「立つことと座ること。立ち居振る舞い。また、日常生活」です。
例えば、「起居を共にする」というように使用する言葉です。
その他に「起居」が付く用語に「起居様式」という言葉があります。
起居様式は、住宅の中で行われる基本的な生活の仕方、立ち居振る舞いのことをいいます。
機能性や趣味嗜好によって、ユカ座様式とイス座様式を組み合わせた様式が一般的と言われます。
日本では、畳の上に布団を敷いて寝たり、座って生活するユカ座様式が従来の様式でしたが、 足腰の弱い高齢者などには、イスに座っての方が負担が少なく、介護者の負担軽減にもつながるイス座様式が推奨されています。
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