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ブラウザとは―意味を解説。デフォルトやクッキー、キャッシュなどの意味も

スマホのブラウザとは何?単にブラウザというとWebブラウザをさします。ブラウザの意味、デフォルトのブラウザやクッキー、キャッシュなどの意味もまとめています。

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1. ブラウザとは

一般的にブラウザとは、ネットするときに使うアプリ(ソフト)のことをいいます。

まさに今使っているソフトのことです。普段、スマホやPCでブラウザを使って、ネットをします。

ブラウザは、ネット上のデータをブラウザで表示して見たり、リンクをたどったり、データを送信したりすることができるソフトです。

もっとブラウザについて、理解が深まるように意味や関連用語についてまとめていきます。

「スマホのブラウザとは何?」「Webブラウザとは何か」

2. ブラウザの意味

ブラウザはもともと英語圏で生まれたソフトですので、英語の意味からブラウザの意味を確認していきます。

ブラウザの英語

ブラウザは、英語で「browser」と書きます。以下の意味で使われています。

1. a person or thing that browses(browseする人のこと)

2. called Web browser(Webブラウザーと言われるもの)

browseの意味

ブラウザの語源であるbrowseの意味は、「拾い読みすること、ゆっくり眺めること、ざっと目を通すこと。」です。

コンピュータ用語では、ブラウズの意味は「ファイルなどの内容をさっと覗くこと」です。

ブラウザは、本来は「データやファイルの内容を閲覧するためのソフト」のことをいいます。

一般的には、Webブラウザのこと

しかし、一般的に、単にブラウザという場合は、Webブラウザのことをさします。

ブラウザは、データや情報をまとまった形で閲覧するためのソフト全般をいいますが、ブラウザといえば、ネットするときに使うWebブラウザを挿します。

スマホやPCでブラウザを立ち上げて、Webにアクセスしています。

補足)ネットとWebの意味

ネット(Internet)は、コンピュータ同士を結ぶネットワークのことをいいます。

Webは、ネット上で提供されるページとページを結ぶリンクシステム。ハイパーテキストシステムといいます。

3. スマホとブラウザ

パソコンのブラウザにはChromeやIE、Firefoxなどさまざまな種類がありますね。スマホはどうでしょうか。
スマホのブラウザを考える上でまずはスマホとはなにかを知っておく必要があると思いますので、
「スマホとは何か」、「スマホのブラウザとは何?」というふうにスマホで利用できるブラウザの情報をまとめてみます。

スマホとは?

スマホとは、スマートフォンを省略した呼び方で、携帯電話の一種をさします。

電話やメール以外にWebブラウジングなどパソコンと同等のさまざまな機能が利用できます。

スマートデバイス

セキュリティなどの考え方では、機能面などからスマホは携帯電話と区別して、パソコンの1つと分類する場合があります。

一般的には、スマホは、タブレットと同様にスマートデバイスの1つとされます。

スマートデバイスは、パソコンや大型コンピュータなどの既存のコンピュータの枠にとらわれない情報機器の総称をいいます。

スマホの種類

スマホには、大きくAndroid、iPhone、Windows Phone、Firefoxなどの種類があります。

それぞれ、Android OS、iOS、Windows、Firefox OSなどのOSが組み込まれています。

OSはスマホの機能やアプリなどを動かすための基本ソフトのことです。

スマホで利用できるブラウザ

Androidでは、プリインストールされたデフォルトのブラウザに加えChromeがよく使われます。 Firefoxなど他のブラウザも利用できます。

iPhoneでは、SafariやChromeがよく使われますが、Firefoxなど他のブラウザも利用できます。

スマホはパソコンと同じ用に好きにアプリをインストールできるので各種ブラウザが利用できます。

4. Webブラウザとは

単にブラウザという場合は、Webブラウザのことをさします。
Webブラウザとは、 ネット上のWorld Wide Web (WWW) であるWebを利用するためのアプリ(ソフト)のことです。
「Webブラウザとは何か」まとめていきます。

Webブラウザの種類

PCでは、インターネットエクスプローラ、Firefox、Google Chrome、safari、Operaなどが有名です。

スマホの場合、PCのブラウザに加え、Androidでは標準とかもあります。

Webブラウザの機能

Webページを画面や印刷機に表示したり、リンク(ハイパーリンク)をたどったりするなどの機能があります。

タブブラウザ

主要なWebブラウザは同時に複数の情報リソースを扱うことができ、別窓で表示したり、タブを使って同じウィンドウ内に表示したりするタブブラウザの機能があります。

ユーザエージェント (UA)

Webブラウザとは、 HTTPを用いてWorld Wide Webにアクセスするためのソフトウェア。

専門的にはブラウザはユーザエージェント (UA) と表現できるようです。

HTTPは、Webサーバと、Webブラウザなどのクライアントがデータを送受信する際に使われる通信上の約束ごとのこと。 HyperText Transfer Protocol(ハイパーテキスト・トランスファ・プロトコル)の略です。

5. ブラウザ関連の用語の意味

デフォルトのブラウザやCookie、キャッシュなどブラウザ関連の用語の意味をまとめていきます。

5.1. デフォルトのブラウザの意味

Google chromeで「Google chromeはデフォルトのブラウザとして設定されていません」というメッセージがでてくることがあります。
デフォルトのブラウザということばを聞くことがあります。デフォルトのブラウザとはどういう意味でしょうか。意味をまとめていきます。

デフォルトの意味

コンピュータ用語でいうデフォルトの意味は、通常の、規定の、という意味です。

つまり、コンピュータで、あらかじめ設定されている標準の状態・動作条件や初期設定、初期の値のことをいいます。

デフォルトのブラウザとは

デフォルトのブラウザとは、通常使うブラウザとして設定されたブラウザのことをいいます。

デフォルトのブラウザに設定したブラウザは、メールなど他のソフトを使用してリンクをクリックした時に自動的に起動して開くブラウザとなります。

同様の意味で使われることば

デフォルトのブラウザと同様の意味で「既定のブラウザ」、「通常使うブラウザ」ということばが使われています。

例えば、IEの場合「Internet Explorerを通常使うブラウザーに設定しますか?」と表示されます。

IEのメッセージ

デフォルトのブラウザの設定方法

Windowsの場合、「コントロールパネル>インターネットオプション>インターネットのプロパティ>プログラム>プログラムの設定>既定のプログラムを設定する」でデフォルトのブラウザが設定できます。

5.2. ブラウザのCookieの意味

Cookieの読み方は、「クッキー」と読みます。Cookieは簡単に言うとWebブラウザとWebサーバでやり取りの履歴情報を保存する機能です。

Cookieの意味

Cookieとは、インタネット上のホームページなどをユーザが訪問した際に、WebサーバーとWebブラウザ側に情報ファイルを送り、保存できる機能のことを意味します。

Cookieが必要な理由

WebブラウザとWebサーバのやり取りはHTTPという通信ルールでやり取りしますが、この通信は一度要求して応答したら終了してしまします。

送受信した結果を次に反映するには、もう一度同じ情報を送信するか、ブラウザ側に情報を保存しておくCookieを利用する必要があります。

どういうものか?

サーバ側の使い方次第で、たとえば、自分のメールアドレスなどの入力事項を再度入力する手間をなくすなどと言ったことができます。

その反面、ユーザのアクセス状況を監視するなど、悪用されたり、悪意のある第三者がCookieを特定するID情報を不正取得してやり取りをハイジャックされたりすることもあります。

5.3. ブラウザのキャッシュの意味

ブラウザのキャッシュは、ブラウザなどが表示したウェブページのデータを一時的にコンピューターに保存する機能です。 次に同じページにアクセスしたときに、インターネット上のデータではなく、保存されたデータを参照するため、すばやく表示するための機能です。

更新履歴

更新履歴になります。

  • 2016.09.05 ブラウザのCookieとキャッシュの意味について追記しました。
  • 2016.06.30 デフォルトのブラウザの意味など情報を追加しました。
  • 2016.06.19 リニューアルしました。
  • 2015.12.26 ページをUPしました。

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